最近話題の「パティオ」とは?メリットやおしゃれさのコツを解説

2021/12/10 ブログ
埼玉県の造園

近年、庭のデザインに関して、「パティオ」という言葉が頻繁に使われるようになりまし
た。用途の面でもおしゃれさの面でも人気があるパティオについて、意味やデザイン性、
メリットなどをわかりやすく解説します。ぜひおしゃれな庭づくりの参考にしてください

1. そもそもパティオとは?
パティオとは、スペイン語で「中庭」を意味する言葉です。
スペインのパティオは、建物で四方を囲った「ロの字」型か、「コの字」型の建物と一方
向を外壁で囲ったスペースで成り立っています。
パティオは外部の視線が遮断できるうえに、屋根がない解放空間です。そのためスペイン
では、テーブルやいすを置くことが多く、食事や団らん、リラックスの場として使われて
います。夏の暑さが激しいスペインでは、パティオに噴水を設置することも多く、景色と
共に涼しさを演出する場合もあります。
日本では、スペイン特有の南欧感あふれるデザインがおしゃれな庭として人気を呼んでい
ます。レンガやタイルの風合いと、樹木がある景色を狭い空間でも楽しめる点は日本の住
宅事情にもマッチしているからです。
2. パティオのメリットと日本での楽しみ方
本場スペインでは、パティオは三方向、または四方を建物で囲う中庭として作られます。
そのためプライバシーと解放感が両立でき、交通事故の心配もないので子育て世代にも人
気です。また、パティオを囲む各部屋から中庭の景色が楽しめるのも大きなメリットです

とはいえ、住宅自体が「ロの字」型や「コの字」型であることにこだわると、建築費やリ
フォーム費用が大きくかかります。そのため日本では、現行の庭に対して、フェンスや植
栽、デッキやアプローチを工夫して「パティオ風」のデザインや色合いを楽しむ家庭が増
えています。
3. まとめ
スペイン風の中庭「パティオ」について、用途やメリットをまとめました。
パティオはおしゃれさと機能の両面で人気がありますが、建物の形状からこだわる本場の
デザインを再現するにはかなりの費用が掛かります。しかし、建物はそのままでもエクス
テリアや造園の工夫でパティオ風の庭を楽しむことは十分にできます。そのためには、エ
クステリアと植栽に精通したプロの造園業者に相談することが重要です。
「ハッピーガーデン森田造園」は埼玉県で造園を行う専門業者です。当店はフェンスや植
栽、ウッドデッキやアプローチの扱いに熟練しているので、それぞれの庭の状態を活かし
つつ、おしゃれなパティオの雰囲気を再現することができます。